Long novel

□僕と君と温もりとT
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「何を言ってるんだい?頭を打っておかしくなったのか?まさか、昨日あんなに人の事を好き勝手に弄んでおいて忘れた、なんて言うんじゃないだろうね。」

軽くバカにしたようなセリフを吐けば、いつものように寝ぼけた頭も元に戻るだろう。

「ハァ?テメェこそなんで俺の宮に居やがる。」

もしや本当に忘れたのか?
それなら・・・

「残念だが、ここは君の君の宮じゃないよ。覚えていないのかい?昨夜僕が実験している時急に押しかけてきて、ここに押し倒したのは君じゃないか。こうやって・・・」

フン。忘れたなら思い出させてやるさ。
頭の傷なんて構うものか。
そんなことよりコイツの寝ぼけた頭を起こすのが先だ。

僕からけしかければ、嫌でも思い出すだろう。

そう思い僕は、ノイトラが掴んでいた胸倉の手を無理矢理掴み、引き寄せて唇を重ね合わせた。

「・・・!!」

「んっ・・・」

唇を無理矢理破って口内に舌を忍び込ませる。
いつも僕にするじゃないか、そんなに驚くなよ。
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