Short novel
□悪戯(後編)
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薬の効果で眠ったノイトラにザエルはゆっくりと近付いていく。
「これで思う存分君を味わう事ができそうだ・・・クハハッ・・・・」
ザエルは口元に妖しい笑みを浮かべながら、ゆっくりとノイトラをソファに寝かせ、上から覆い被さった。
「・・・・ン・・・ッ・・」
「フフッ・・・やはり眠りは浅いようだね、ノイトラ。しかも睡眠薬に少し神経が過敏になる薬を混ぜておいたんだ。刺激に敏感になってるはずさ。」
体制を変えただけで声を漏らしたノイトラの耳元でまたザエルが囁く。
その反応を十分に楽しんだザエルは次に、常に露になっているノイトラの胸の辺りに触れた。
「・・・ッ」
ザエルの手の冷たさに、またノイトラは声を漏らす。
それにそそられ、更にザエルは胸の突起に手をつけた。
「ノイトラ、感じてるかい?もっともっと僕にその声を聞かせてくれ・・・」
いつもならノイトラに喘がされ、ノイトラの声を聞くまもなく意識が朦朧とし、それを聞くことなどできない。
だが今なら、ノイトラが眠りに落ちている時ならと考えたのだった。
ザエルは触れていた胸から手をそらし、そこを舌でペロリと舐めあげる。