裕次お兄ちゃんのコレクションシリーズ
□瞬くん編
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「裕次お兄ちゃん…。今のシャッター音、なに…??」
〜瞬くん編〜
「いや〜、**ちゃん、ホントにめちゃくちゃ可愛いからさっ☆コレクションの中にどんどん入れていかなきゃって思って♪」
「コレクション??」
「そう。って言っても、俺が手元で管理してるアルバムなんだけどね。
家族の今までの写真なんかも入ってるよ。」
「うわー!見たいかも!」
「じゃあ、**ちゃんには特別に見せてあげる♪」
「やった!私の知らないみんなに会えるなんて楽しみだな〜♪」
「わ…☆これ、瞬くんっ!?」
「うん。1歳か2歳かな。」
「きゃ、きゃわい〜〜〜っ/////」
「この頃はいつもこのウサギのぬいぐるみ引き摺って歩いてた☆」
「へー…☆」
「でも瞬くんは本当に誘拐に巻き込まれることが多くてね。。」
「えっ??」
「財閥の子供ってのは、何らかしらの形でそうゆう事が起こるんだけど、瞬くんは特に多かったんだよね。」
「まぁ……、雅弥くんはヤンチャっぽいから、スマートに誘拐っていってもリスクが大きいだろうし…、
雅季くんは…、何か出来なさそうだもんね。。」
「ははっ!あの2人はまず無理だろうね。いろんな意味で。
その点、瞬くんはおっとりしてたからね…。」
「でも…、これだけかわいいと、誘拐する人の気持ち、分かるかもしんない…。」
「**ちゃん…、それ犯罪だよ??」
「わ、私はやらないよっ///
急に神妙な顔して言わないでよっ!!」
「あははっ!冗談だって〜☆」
冷静に考えればそりゃそーだと言わんばっかのことだったけど、
何はともあれこれから私の知らないみんなが見れると思うと、
ちょっと得したようなラッキーな気分になったのだった。
【続く】
08'09.13 KAHIME.