裕次お兄ちゃんのコレクションシリーズ

□御堂さん編
1ページ/1ページ

「それにしても瞬くんって、髪の毛結んでるのが似合うよね。
長いからかな〜??」


「幼稚園の頃も、大体結んでたかな。」


「そういえば、御堂さんも髪の毛長いほうじゃない??
修一お兄ちゃんが短いから、そう思うだけなのかな〜??」


「要さん??
要さんは学生のころ、よく髪の毛結んでたよ??」


「えぇっ??」








〜御堂さん編〜










「とは言っても、家では結ばなかったから、ここにはその写真はないな〜。
修一兄さんのアルバムには写ってるかも。」


「それはぜひ見たいっ!」


「みんなのアルバムは書斎に揃ってるよ??
行ってみる??」


「うん!」









「あ、あった☆体育大会のときのだ。」


「かかかっこいい/////」


「あ、どもったね??」


「どどもってないもん!」


「ほら、またどもった…☆」


「…ハイ、どもりました…。」


「あははっ☆」








「でも、なんで学ラン??
御堂さん、西園寺学院じゃなかったの??」


「いや、一緒だよ??
このころの西園寺学院の体育大会には、ちょっとしたイベントがあってね。」


「イベント??」


「そう。
生徒会役員の応援合戦があったんだ☆」


「御堂さんも生徒会入ったんだー。
あ、でも似合いそう…。」


「普段はブレザーだけど、応援団はやっぱり学ランだからね♪
まだ生徒会室には残ってるんじゃないかな〜…。」


「あ!じゃあ今年は雅季くんたちがやればいいよねっ!
雅季くんの学ラン姿も 見てみたいっ♪」


「学ラン姿はいいかもしれないけど…。
雅季が人前で声張り上げて、応援合戦なんてするかなぁ…??」





「…まず、無理ですね…。」


「ですね☆」



そう言って、2人で顔を見合わせて笑った。










【続く】

08'09.14   KAHIME.


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ