ShortT

□第二回アンケート結果小説
3ページ/4ページ

「じゃあ、悪ィが借りるな…」

「おぅ。シャワー出しっぱにすんなよ〜。光熱費馬鹿になんねぇから」


土方は俺の押しに負け、シャワーを浴びてくる決心をして脱衣所に向かった

独りになった俺は再びリビングに向かってソファーに横たわった


『は〜い!今日も結野アナのブラック星座占いの時間で〜す!』

「お、ナイスタイミング」


俺は横たわる状態から座って、食い入る様にテレビを見た


『今日は天秤座の貴方を占いましょう』

「はっ!!俺天秤座だっ!!」

『天パで木刀を携えて死んだ目をしている貴方…』

「★@※□△!!?」


え!?俺ぇ!!?

全部が全部大当たりなんですけどオォ!!!


『今一番近くにいる人の意外な一面を見てしまい一目惚れするでしょう』

「えぇ!?」


ちょ、今日の占い具体的過ぎじゃね!!?

つーか今一番近くにいる人って…


俺は脱衣所をバッと見た

すると丁度脱衣所のドアが開いた


「万事屋、シャワーさんきゅーな…」

「…………土方?え?土方様ですか?」

「は?何言ってんだ?」


だって…これ…え?

土方ってこんなだったっけ?

こんなに妖艶でしたっけェ!!?


「どうした?体調悪いのか?」

「いっいや!全然元気だよ銀さんは!!」


寧ろ元気過ぎるくらいなんですけどオォ!!?

ちょ、どーしよこの状況。

「土方君、君…真選組でよくいられるな」

「は?どういう意味だよ!?」

「君警察なんてしねぇでモデルとか俳優になった方がよかったんじゃね?」

「は!?」 


そう言いながら赤面する天然土方。

…やべぇ、なんだこの感情

初恋の時と同じ感じな気持ち…?


「おい万事屋、しっかりしろよ…」

「ちょ、来んなァ!俺ヤバいから!!今来たら駄目だってばよ!!」


ヤバい!!土方…可愛すぎるよコノヤロー!


「万事屋…、どうしたんだよ。今日変だぜ?」

「だって…土方君が…」

「?俺が何だよ?」


…首傾げやがってエェ!!

可愛過ぎなんだよてめェは!!


「土方…ごめん」

「は?何が……っん!?」


…口塞ぐとあらまぁ何と可愛いらしい声!

…すみません。

今、コトに及んでいいですか?


END



*後書き*

一目惚れネタでした!
何か長くなりすみません;;
まさかの裏?オチでした!!

次は土沖です(´∀`)
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ