ShortT

□拍手文(漫才)
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*推理小説*(元ネタ:モンスターエンジンより)


高:あーあ。世の中何処もかしこも不景気だなァ…。ヅラァ、テメェ金足りてんのか?


桂:ヅラじゃない桂だ。フッ…金なら心配ない。実はこの間一発当てようと思い小説を書いてみたのだ。


高:ほォー…で?どんな小説なんだァ?


桂:推理小説だ。


高:推理小説!?難しいの選んだなお前。あんなの登場人物とかトリックとか面倒臭いだろ。大体トリックなんてどーやって考えんだァ?


桂:登場人物は俺の周りの人間をモデルにさせてもらった。


高:いや、トリックは…


桂:『6畳程の部屋に銀髪の男の死体が転がっていた。その側につっ立っているのが犯人の坂本だ』


高:犯人バラすなァァ!!犯人は普通最後に分かるもんだろォが!!『その側に立っているのが坂本だ』に変えろ!


桂:『その側に立っているのが坂本だ。その死体は攘夷戦争中共に戦った戦友の銀時であった。

目の前の死体に坂本は焦った。

「どういう事だ…わしは全く何も覚えていない…何で目の前に金時の死体が……!あっそうか」』


高:え?


桂:『「わし、またやったんだ☆」』


高:話終わっちまうだろーがァ!!『「全く覚えていない」』で続けろ!!


桂:『全く何も覚えていない。坂本は自分の記憶を辿った。

坂本は親友の銀時に恋人を奪われた。そして今日こそ話をつけようと思い銀時を呼び出した。

話合っている内に口論になり、カッとなった坂本は懐からピストルを取り出し相手の頭に銃口を向け引き金を引いた所までは覚えている』


高:それが真相じゃねェか!!!




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