ShortT

□どうして貴方は
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「沖田隊長、どうでした?桂はいました?」

「いる訳ねーだろィ、奴も逃げる事に関してはプロだからねィ…、ね?土方さん」

「そうだな。」


今日<桂を見た>との情報が入りちょうど見回り当番だった沖田隊長と副長が担当した

だが、結果は駄目だったらしい…。


「ったく…、また面倒な書類が回ってくるな。総悟、手伝え」

「え〜嫌です。」

「沖田隊長……」


副長は何時も通りキレて沖田隊長の胸ぐらを掴む

掴まれた沖田隊長は更に副長を煽り、バズーカを構える


「ちょ、待っ…」

『ドカーーン!!!』


副長が止める間もなく大音量が鳴り響く…

当然近くにいた俺も巻き込まれ全身真っ黒に。


「どんなもんでさァ」


隊長のこの言葉は、もうお約束。

これが、毎回…


どうして?

隊長…貴方の視界には副長しかないんですか?

今日は俺の名すら呼んでくれない

副長はといえば、真っ黒になりながら隊長を追い掛けている

俺から見ると、隊長は副長に構ってもらいたいから何かしら悪さしているようにしか思えない…


ドウシテ?
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