空の世界の物語
□空矢×煉華
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「……………嵐がくるのぅ………」
「イザナミ様?」
「いや、なんでもない。
ただ、天気が悪いと思っただけじゃ…………」
「そうですか?」
そんな話をしている時だった…………。
「は〜は〜う〜え〜」
空矢が嬉しそうな表情で、部屋に入ってきた。
「空矢………どうしたわけ?」
「あ、煉華も居たんだ?」
「ひどっ…………。」
「で、どうしたのじゃ?
空矢。」
「あ、そうそう。
この前言ってたアクセサリーが出来たんだぁ〜
煉華と母上に見せたくって」
そう言い空矢は、桜の形のチャームがついたブレスレットを二つ出す。
「わぁ〜、かわいいじゃん。」
「ほんにの〜」
「「空矢にしてはやるね(のぅ)〜」」
「どういう意味だよ。」
イザナミと煉華の言葉に空矢がふて腐れる。
その姿がかわいくってついイザナミと煉華は爆笑してしまった。
この時は、まだ何も知らなかった。
まさか、あんなことになるなんて……………。
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