novel
□おねぇちゃん
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「銀ちゃーん私もうすぐて誕生日アルよ」
「あ…?そりゃおめっとさんおめっとさん」
「おい!まじめに聞けよ天パプレゼント寄越せ」
銀時はめんどくさそうに
鼻に指をつっこんで天パを
むさぼりかく。
「えぇ?プレゼント?酢昆布でいいだろ?」
「ダメネ!!そんなんじゃ…」
「なんだよ…めんどくせーな、プレゼントは300円までだッ!」
「お姉ちゃんが欲しいアル…」
おねえちゃん
「…は?」
「頼むよ土方くーん」
仕事中の土方の肩に手を置く
「ふざけんなゴラァ!!誰が頼まれて女装するか」
銀時の手を肩から
冷たく振り払った。
「頼むから〜300円あげるからぁ」
「誰が300円で動くかッ!!」
呆れた様子で煙草に火を付けた
「…大体なぁ別に俺じゃなくてもいいだろ、ほら眼鏡の姉貴とか」