novel

□さよならの言葉
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授業の終わりのチャイムが鳴る。

今日の授業内容はまるで
頭に入っていない。
いや、入れようとも出来なかった。

俺はまだ情けないくらいに
先生が好きなんだ…。

そして、

授業が終わってさっさと
教室を出る先生を
俺は追いかけた。

「先生…!」
つい勢いで大声を出しちまった。

ゆっくりと振り返る先生に駆け寄る

「おい…。土方こっち来い」

腕を掴まれ人気のない場所へ
連れて行かれる。

そしてゆっくりと先生は
話し始めた
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