novel
□Let me monopolize it
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「やったーありがと」
坂田はにんまりと笑い
わざと俺と土方さんの間に
座り俺を見て憎たらしく
ニヤリと勝ち誇った顔で笑う。
今すぐにでも殺してやりたい
俺だってやられっぱなしは
気にくわねぇ、幼なじみ
というハンデを生かして
対抗してやりまさァ
「あ、そういえば土方さん中学ん時のアレ覚えますかィ?」
そう、思い出話
俺等のどんどん
弾んでいく話についてこれない
坂田はつまらなそうな顔
をしていた。
ざまぁみろ
と、思いきや坂田は
いきなりわざてらしく
持っていた箸を落とした。
「あーヤベー箸落としちまった
飯食えねーや、土方くん食い終わってるぽいし、箸貸して?」