◆育て方◆

□ベタの育て方
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よくペットショップや家具屋さんで、ベタを見かけます。あ、家具屋では最近見かけませんが。でも家具屋で売ってるくらい、インテリアの一部として一般の人にも有名な熱帯魚ではないでしょうか?
原産国タイでは『闘魚』として飼っている人がいるんで、結構ケンカっ早いです。綺麗なのにね。
我が家では、コームテールの『安志』がいます。一般的なトラディショナル・ベタの『うおちゃ』は、残念ながら天使になってしまいました。


のんびり泳がせておくだけでも十分ですが、時には威嚇行動をさせた方がいいみたいです。
ベタは威嚇をするとき、普段はダラッと垂れてる各ヒレをグワッと広げ、エラブタ近くもジョワッと広げます。そうやって、体を大きく見せようと努力してるんでしょうか?猫の「シャーッ!!」ってやつみたい?
とにかく、こうやってヒレを広げさせないと、ヒレの根元が垂れた状態で固まってしまい、なかなか綺麗にならない…らしいです。

我が家では数日に1回ペースで威嚇させてます。
1匹飼いの場合は、鏡を使えばOKです。私もベタが安志だけだったとき、よく鏡を使ってました。

基本的に、何も手間がかからないベタですが、大きな魚相手にはケンカを売るタイプらしいので、エンゼルフィッシュやディスカスなどとは混泳できなそうです。
だいぶ前、プラチナエンゼルのぶっきを引き取ってきたとき、当時35センチ水槽で泳いでた安志が、やたらとぶっきを攻撃しまくってました。
小さな魚にはあまり攻撃しませんが(安志は時々アカヒレとオトシンを追いかけてました)、大きな魚とは混泳させない方がいいでしょう。




水質:弱酸性〜中性、できれば弱酸性がよさそうです。アルカリに水質が傾くと、安志はヒレが切れたり溶けたりしました。我が家では元々の水質がどうしても弱酸性なので心配はないですが…。でも酸性に傾きすぎると、ヒレが切れたりしやすいみたいです。あんまり水質には神経質にならなくてもいいみたいですが…。

水温:図鑑では23〜28℃くらいとのこと。我が家では特に水温調節とかしませんが、夏場は26℃くらいを保ってます。冬は16℃くらいでも耐えてくれますが、寒すぎると負担になるし微動だにしません。少し温めてあげましょう。

エサ:我が家のベタはワガママ(?)なので、すぐエサに飽きます。なので、常に3種類くらいベタフードを気紛れにあげてます。でも金魚のエサも食べます。

水槽:小さなビンでも飼えますが、水が濁りやすくなる気がします。現在、安志は『サテライト』という産卵箱にいます。程よく水流が出来るんで、水温が一定になります。基本的に、広い水槽のがいいのは当然ですが、ベタは泳ぐのがヘタなので、水槽が大きすぎても、もてあましてしまう気がします。

水草:ベタは肉食よりの雑食らしいんで、あんまり水草を食べないので入れなくてもいいです(我が家では水草を非常食として水槽に入れてます)。でも入れた方が水質だけじゃなくて見た目もいいんで、入れてます。私はアナカリスの切れ端を使ってます。

寿命:1〜2年らしいです。大切に育てれば、それ以上元気なハズです。

繁殖:♂が水槽にアワアワ(泡巣)を作ったら♀を入れればいい…らしいです。ベタの繁殖は予定してないんで、まだ調べてないです。すみません…(汗)ちなみに♀は結構地味です。でも地味ながらにも、青く輝いてたりするんで、ベタ♀でもバカにはできません。

底床:なくても平気です。使うときにはガラス素材、珪砂、ソイル、大磯、何でもよさそう。でもアルカリ性になるサンゴ砂はNGかも。一度、安志にサンゴ砂を使ったら、ヒレがボロボロになりました。体調もちょっと悪そうだった気がします。

価格:250〜3000円くらいまでは見たことがあります。もっと高額な個体もいるハズ。ちなみに、コームテールの安志は700円、トラベタのうおちゃは300円でした。
 

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