愛桜―アイザクラ―

□第三幕
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歯車が狂い出したのはいつからだったか。


もしかしたらこの世に【己】として生まれ落ちたあの日から歯車がかみ合ってなかったのかも知れない。



生まれてはいけなかったのかも知れない。



だけど仮に歯車がかみ合ってちゃんと動いていたとしたらその歯車が完全に繰り始めたのは



きっとこの日辺りからだとはっきり言い切れる自分が居る。














第三幕

































何もかもが辛い夢で、悲しい現実だった。

こんな夢、早く、醒めて。


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