戦国BASARA
□恋だった
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「hey猿!!お前最近成績いいじゃねぇか!!」
「ん??あー・・まぁね。俺様やれば出来る子だからさ♪」
「塾とか行き始めたのか??」
「ううん。あー・・・でもまぁそんな感じ。家庭教師・・かな。」
「家庭教師だぁ??お前のことだから女なんだろうな。」
「まぁね。」
「Ha!!それじゃ勉強も捗るってモンだろ。」
「でもその先生ほんと可愛くってさー。逆に集中できないんだよね。」
「じゃぁ変えろよ。」
「でも他の先生でもやる気出ないし。」
あれから週1で夜咲さんにお世話になってる。
夜咲さんの無愛想ながらも教え方すっごい上手だから分かりやすいし隣に鬼の旦那も居るから楽しく勉強してる。
本当は週2くらい勉強したいんだけどな、なんて思うけど夜咲さんも塾とか色々あって忙しいらしい。
最近は少し心開いてくれたみたいで3人で居るときは普通に話してくれるし笑ったり怒ったりもしてくれてる。
俺様は日に日に夜咲さんに惹かれていく一方だし、成績上がる一方だし。
もうすぐ次席狙えちゃうんじゃない??
次席はあの厄介な毛利の旦那だけどね・・・。
「佐助の成績が上がる事は喜ばしい事だが帰りが遅くて少し寂しい気もするな。」
「旦那!」
「部活は終わったのか??」
「今終わったでござる。」
「じゃぁ帰ろっか。」
「うむ。」
「今度その家庭教師紹介しろよ。」
「えー嫌だよ。」
「家庭教師??」
「旦那には話してなかったっけ??最近鬼の旦那に勉強教えてる家庭教師の先生にお世話になってるんだよ。」
「そうか。」
「すっごい分かりやすくてさ。」
「某も頼んでみようか・・・。」
「鬼の旦那が頭よくなっちゃったら旦那取り残されちゃうもんね〜。」
「む!!」
「冗談冗談!じゃぁ今度頼んでみるよ。」
「うむ、頼む。」
「了解♪」
本当は嫌だなぁ。とか思ったけどさ、やっぱり旦那には大学までしっかり行ってもらいたいし・・・ね。