05/30の日記

12:39
立つ
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よく芝居の世界では「板の上に立つ」と言います。言葉のとおり「板」(舞台)の上に立つ…つまり「舞台で芝居をする」と言う意味です。

おいらはよく「ちゃんと立て」といいます。前述と照らし合わせると「板の上」という言葉を省略しているため、「ちゃんと芝居しろ」ということです。

ただ単純に「立つ」という意味でも言っています。
「ちゃんと立てない人はちゃんと芝居出来ない」と思っています。芝居をするということは考え、感じることに重きがおかれます。これは上半身に集中するのでおのずと下半身がおろそかになります。つまり「ちゃんと立ててない」わけです。

S.W.Sではアップで肉体トレーニングも取り入れています。ダンスや殺陣があるエンタメ芝居で体力が必要なのは誰でもわかりますよね。でもたとえば会話劇であってもやっぱり体力は必要だと思っています。体力があればちゃんと立てるはずだから…。

芝居は全身を使ってするものです。声だけ表情だけで成立するものではありません。これって多くの人がわかっているようでわかっていないことだと思います。

「しゃべる」の前にこれを書くべきでしたね

…反省。

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