05/12の日記

16:08
自力
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おいらはSWSにきてくれる人によく「自力」の話をします。ワークショップ的には水曜日の演劇基礎講座にあたります。ここでいう基礎とは土台を意味しています。

俳優とは台本という虚構を出来るだけ現実に近づけさせることを仕事にしている人のことだと思っています。お芝居は台本がある訳ですから当たり前ですが台詞があり、言う順番を含めた段取りがあります。

段取りを守れば好き勝手に台詞を言っていいのか?答えは否です。何故なら段取りを守るだけでは現実に近づけるとは言えないからです。どれだけ気持ちを込めて台詞を言っても相手役の俳優に伝わらなければリアリティの追求にはならないからです。

お芝居は共同作業です。出演者だけでなくスタッフも含めた共同作業です。つまり相手役に伝わらなくては何もはじまらないわけです。つまり俳優をやるということは、相手役に伝える力をつけ、なおかつ相手役が伝えたいことを理解するのではなく感じることからはじまるわけです。

だからおいらはこう思います。「演劇という共同作業をするには一つの感情を共有することが、つまり共感出来れば早いんじないか」

そうして生まれたとが感情リレーというレッスンです。
現状水曜日の演劇基礎講座と木曜日の演劇技術講座で行われている「感情リレー」ですが6月からは水曜日だけになる予定です。

演劇基礎講座と演劇技術講座をきちんと差別化することが目的です。今後ワークショップに参加しようとされている方に「自分には何が必要なのか」をしっかり考えて戴ければ、、、
そう考えています。

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15:10
お久しぶりです
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2018年度のワークショップがはじまって1カ月が過ぎました。いやー早いですね〜。

ここ数年サボって ばかりだったこのコーナーを今期心機一転頑張ろうと思いますので、皆様よろしくお願い致します。

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