05/14の日記

13:18
「他」を使う
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舞台演技は一人では出来ません。たとえそれが一人芝居でもです。もちろん公演を打つことは出来ませんが、そういう意味じぁあなくて、たとえば稽古場での稽古でもです。

芝居をするということは音響や照明はもちろん、小道具、大道具を含めた有りとあらゆるもの使うべきだと思っています。

説明台詞というものがあります。たとえば喫茶店で一人席で着いている人がいるとします。
その人が「まったく一体何時間待たせれば気がすむんだよ」という台詞を言う。これが説明台詞です。てはこのシチュエーションを説明台詞を使わなければどうなるか?

テーブルの上にコーヒーカップと水が入ったグラスがある。水が入ったグラスは水で濡れている。携帯電話が鳴る。相手を確認しがっかりする。「もしもし、、、何」

こういう台本だと説明台詞はありませんが、その分演者にいろんなことが求められます。
さて、貴方ならどうします?どれだけのバリエーションを出せますか?

「他」を使えたら、台本に書かれていることだけで、新たな小道具を増やすことなく複数のバリエーションを出すことが出来たら、、、お芝居は結構楽しいものになると思いますよ。

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