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□今日に限って、
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死神の一生は人間に比べて遥かに長い


が、数が多いだけで、人間と出会いも別れも変わらない。
恋をすれば、別れもする。
結婚したからといって、愛が続くとも限らない。

その生きてきた年月分だけ、冷めた恋愛のゆくえなんて腐るほど見てきた。

親友が恋多き男だったせいもあるかもしれないが。
まあ、それはいい。
病がちだった己にとって、一時の激情も病と変わらずみえた。
まさに恋の病とはよく言ったものだ。


高熱はいつか必ず冷める。
人は変わる。

気持ちはうつろいやすいもの。
心があるものならそれは至極当然。
ましてや、愛した相手は思春期真っ盛り。
日々新しく生まれ変わってゆく姿は鮮やかすぎるほどだ。


「俺はずっと浮竹さんのこと好きだからな」


そう言ってはにかんで笑った何よりも愛しい存在が、いつかこの腕をすり抜けていったとしても、驚きはしないだろう。

自分も笑って、背中を押してやれる。


その覚悟があってはじめて一護を愛したのだから。
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