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□060 ああ、君が好きだ
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気付かれないよう、
毎日びくびくしてるのに
ああ、君が好きだ
「信っじらんない!!!!」
目を真ん丸にした真琴が叫んだ。
「なんだよ、そこまで言うほどのことか?」
バツが悪く千昭は唇をとがらせた。
「千昭ってばほんとに今どきの高校生!?ありえない!」
「………」
「おい、どうしたんだよ」
ギャアギャアと叫んでクラスの注目の的になっていた所へ功介が割って入った。
「聞いてよー!千昭ったらカラオケしたことないんだって」
「まあ俺もあんまりしないけどな」
さりげなく功介は言い過ぎた幼なじみをフォローして、千昭の様子を伺うと、怒っているというよりはどこかぼんやりとした表情を浮かべている。
真琴は鈍いから知らないだろうが、功介は千昭の気持ちに気付いている。
千昭も苦労するなあ、と功介がしみじみしていると、真琴が言った。
「じゃあ今日はカラオケで決まりー!」
「ええっ!野球する約束だっただろ」
「聞こえませーん。大丈夫楽しいから」