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□三人
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仔猫の瞳は金魚に釘付け
見守る俺など気付きもしない
「千昭は悪くないのに!」
「手を出しちまったからなぁ」
「だけど功介。あれは正当防衛でしょ!?先生たち分かってないよ!」
悔しさに真琴は口を噛み締めた。
俺もいつの間にか手で握り拳を作っていた。
「そうだな…」
昼休み。
たまたま、イジメを見つけた千昭が止めに入った。
イジメをしてた連中は千昭が殴ってきたなんてぬかしていたが、
アイツはそんなやつじゃないことを俺たちが一番良く知っている。
元々目立つ千昭に日頃の鬱憤を晴らそうとして、
返りうちされたに決まっている。
「千昭…大丈夫かなあ」
「先生たちも一方的には問いつめたりしないだろ」
「うん…」
三対一のケンカはもちろん千昭の圧勝。
全てが終わったあとに先生が来て、いいがかりをつけた奴らと一緒に、放課後も千昭は職員室へ呼び出されていた。