三千年ストーキングするのは純愛

□執事、決闘する(前編)
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「一端……?」

『まあ、色々とありましてね、魔力や美貌だけに飽き足らず、私は超人的な体力と五感、そして永遠の生を求めた』

流石のペガサスも理解に苦しんでいるようだ

私自身、だいぶ自分の体は混ぜ物だらけになってしまったと思っている

『百聞は一見にしかずです、まずは見て下さい』

フッと気を抜けば、スルスルと髪が伸びて行く

『これが、私が生きた時間です、そしてこれですね』

髪をかき分け、先の尖った耳を見せる

「それは……もしや、エルフの……」

『ご名答、エルフはデュエルモンスターズにも居ますしね』
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