三千年ストーキングするのは純愛
□執事、決闘する(前編)
3ページ/20ページ
「一端……?」
『まあ、色々とありましてね、魔力や美貌だけに飽き足らず、私は超人的な体力と五感、そして永遠の生を求めた』
流石のペガサスも理解に苦しんでいるようだ
私自身、だいぶ自分の体は混ぜ物だらけになってしまったと思っている
『百聞は一見にしかずです、まずは見て下さい』
フッと気を抜けば、スルスルと髪が伸びて行く
『これが、私が生きた時間です、そしてこれですね』
髪をかき分け、先の尖った耳を見せる
「それは……もしや、エルフの……」
『ご名答、エルフはデュエルモンスターズにも居ますしね』