きまぐれHP

□Sly Canary. 04
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双子のドラコいじりが収まった頃に、ついに飛行訓練でございます
ちなみに私はめっちゃ上手かったよ、クディッチでビーターも努めたし、何でビーターかって言うと、当時のキャプテンいわく「笑顔でブラッジャーを打ち返すのが恐いから」だそうです

そんなことはどうでもよくて、朝からドラコが自分の飛行術を自慢し始めました
ヘリをすれすれで避けたとかね

『ドラコ、』

「マリウス、先生?」

『今はマリウスでいいよ、先生として話しにきたんじゃない』

つらいけどいつもより厳しい口調…厳しい口調…

『ドラコ、あのときは父さんや母さん、私も、すごく心配したんだ、ドラコが……死んじゃうんじゃないかって』

ドラコはすぐばつの悪い顔になる

『確かにドラコは飛ぶのが上手いし、あのときもすごかった、けど、人を心配させるようなことは、決して格好のいいことではないよ』

あきらかにしょんぼりしてしまった…KAWAII

『でもドラコが上手いことに変わりはないさ、今日の授業では、先生の指示に従って、皆の手本になるようにね』

ぽんぽんと頭を軽く叩くと、俯いていた顔が上がって

「もちろんだよマリウス」

なんて、でも結局ハリーとなんやらかんやらするんでしょうね……
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