Mixed Blessing Treasure
□ episode - 9 -
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「お前も、手に入れたいのか?アルコバレーノを・・・」
「えっ?」
ツナはきょとんと瞳を開いた後、少し考えるように首を傾げた。
「手に入れる、って言うのは違うかなぁ。俺は、見てみたいだけ」
「見てみたい?」
リボーンは訝しげに彼女を見た。
「うん。だって七色の輝きを持つ宝石なんでしょ?どんなに綺麗なのかなぁって思って」
ツナの応えに男はポカンと口を開けた。
綺麗な顔が間抜けに固まる様に、今度はツナが驚き声を出した。
「り、リボーン??」
軽く肩を揺すられ我に返ったリボーンは、気が付けば近い位置にある顔に僅かに驚きながらも平静を装った。
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