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□始まりはあなたのひとこと ツナSIDE
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ツナ side



「ごめん、リボーン・・・」
「ったく、このダメツナが」

敵対するファミリーとの抗争が終わった。

俺に怪我はなかったものの、元家庭教師で今は専属ヒットマンのリボーンが
俺を銃弾から守り腕に怪我を負った。

「すぐに救護班を呼ぶから」

そう言い俺は視線を巡らせ
見つけたそいつを呼んだ。

「武!」

俺の声に気づいた山本が此方へと走って来る。

「ツナ怪我は?」
「俺は大丈夫だよ。でもリボーンが俺を庇って撃たれて・・・」

そう言うと武は俺の隣へと視線を向け
眉根を下げ苦笑すると
何も言わずに自分のスーツの袖を裂き
リボーンの腕を掴んだ。

「おれ救護班呼んでくるから頼むね」

そう言い残しその場を後にした。



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