short
□始まりはあなたのひとこと ツナSIDE
1ページ/3ページ
ツナ side
「ごめん、リボーン・・・」
「ったく、このダメツナが」
敵対するファミリーとの抗争が終わった。
俺に怪我はなかったものの、元家庭教師で今は専属ヒットマンのリボーンが
俺を銃弾から守り腕に怪我を負った。
「すぐに救護班を呼ぶから」
そう言い俺は視線を巡らせ
見つけたそいつを呼んだ。
「武!」
俺の声に気づいた山本が此方へと走って来る。
「ツナ怪我は?」
「俺は大丈夫だよ。でもリボーンが俺を庇って撃たれて・・・」
そう言うと武は俺の隣へと視線を向け
眉根を下げ苦笑すると
何も言わずに自分のスーツの袖を裂き
リボーンの腕を掴んだ。
「おれ救護班呼んでくるから頼むね」
そう言い残しその場を後にした。
→ next