―銀―Soul

□S王子が受けに変わるとき…
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「それ早くしないと爆発しますぜィ?」

「えっ?ちょっ…待っ…」



 ほどよく薄いピンクに染まった桜の蕾がこれから訪れる春を祝福しているかのように、どの木にも絶え間なく見受けられる3月の半ば・・・いつものようにお気に入りのおもちゃで遊ぶ。


 



 飴の袋に仕掛けられていた豆粒サイズの爆弾を発見した野郎…しかし時既に遅し。



 ケホケホと咳こんでいる。
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