過去拍手

□白雪姫編
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拍手有難うございます。
ここから先は、白雪姫パラレルSSです。


ですが、ストーリー、台詞などは忠実ではないので
ご了承ください。

苦手な方は、回れ右でお願いいたします。























「昔々あるところに白雪姫とゆう
それはそれは綺麗な女の子がいました・・・


そして、ある日
白雪姫の母である王妃が
鏡に向かって問いかけました。」



「鏡よ鏡、鏡さん。世界で一番美しいのはだーれ??」



「それは、白雪姫です。」



「だよなー。」



「ちょっと!!!」



「なんだよ白雪姫。まだ出番じゃねーぞ??」



「銀ちゃん・・だよなー。じゃないよ!!!違うでしょ!!これじゃぁ話が進まないよ。」



私がそう言うと、銀ちゃんはふてくされたように
頭をポリポリと掻いた。



「大体よー。なんで俺が王妃役なんだよ!!王子様だろ・・・どう考えても。」


「もーつべこべ言わないの・・・ちゃんと続けて!!!」



銀ちゃんはへいへいと面倒くさそうに呟いたが
お構いなしにナレーションが入る。



「それを快く思わない王妃(天パー)は、白雪姫をお城から追い出したのでした。」



はぁ・・・最初からストーリーめちゃくちゃだよオイ・・・。



文化祭でやることになってしまった劇。



あぁ・・・あの日学校さえ休まなければ
主役なんてやらなくてすんだのに!!!



みんな面倒臭い役押し付けて・・・




今日学校にきたらいきなり渡された台本。



それを片手に今、練習中。



これじゃぁ・・・
本番が思いやられる。
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