過去拍手
□シンデレラ編
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ここから先は、シンデレラパラレルSSです。
ですが、ストーリー、台詞などは忠実ではないので
ご了承ください。
苦手な方は、回れ右でお願いいたします。
「むかしむかし、あるところに、シンデレラという娘がいました。しかし、シンデレラは毎日継母や義姉に苛められ、つらい日々を送っていました。」
はい。激しくデジャブなこの状況。そうです。また劇です。
確かにね、あの劇は散々だったから、白雪姫は却下になったのはわかる!!!
だけど!!!なんでまた私がいない間に勝手に役決めるかな・・・。
おかげでまた、台本読みながら、ぶっつけリハーサル。
しかも、今度はちゃんとセットまで作ってあるし。
なんか本格的なんですけど!!!
はぁ・・・気が滅入る。
「シンデレラ??まだ掃除は終わってないんですかィ??」
「お姉様・・・--っ!!?」
って!!なんで総悟がお姉様役ぅぅ!!?
確かに!!そこらへんの女の子より
可愛いけど!!!けどさ!!!
「まだです・・・お姉様(?)。」
「そうですかィ。それじゃぁ夕飯は俺が作るんで、掃除終わったら一緒に食べやしょう。」
あ・・・あれ??
ちょっとおかしくない!!?
「早く終わらして、一緒に食べやしょう。」
「総悟!!そんな台詞ないでしょ!!?駄目だよ!!劇がむちゃくちゃだよ。大体、シンデレラはお姉さんに苛められる話なんだから、ちゃんと苛めてくれな・・・い・・・と」
最後まで言いかけた時、総悟の目がキラリと怪しく光って、はっとする。
も、もしかして、私今とんでもないこと言っちゃった!!?汗
「へェ・・・シンデレラは・・・いじめて欲しいんですかィ??」
やばい!!ドS魂に火をつけてしまった!!!
「ち、違う・・・」
「へェ、嘘つくシンデレラには、お仕置きしなきゃいけやせんね??」
やばい・・・、目が本気だ!!
ギャー!!誰か!!助けて!!ヘルス!!ヘルペスミー!!!