拍手有り難うございます。
ココから先はメイドパロの
番外編のようなものです。


多分・・本編読まなくても
大丈夫です・・・


多分・・・



パロが苦手な方
下ネタ苦手な方
汚い言葉苦手な方



回れ右でお願いします











一年に一度だけ
好きな人に、チョコを渡してアプローチできる


バレンタインデー


町の中はピンクやハートでいっぱいです。


いや、いっぱいでした。


バレンタインデーから
既にもう早何日か・・・



町はすっかりバレンタインなんて
忘れきっているのに


どうやら私の周りは違うらしい。



「また、今日もか。」



キッチンにこれみよがしに並べられた
甘ったるいにおいを発した茶色い塊。



そう。チョコレート。


連日チョコレートを見てれば
いくらチョコ好きな私だって
もうあんまり見たくもない。


誰が置いているかなんて
考えなくてもわかる。


今年のバレンタインデー
私は誰にもあげなかった。


もちろん父親にも。


自分の娘を売るような父親に
あげてたまるもんですか!!!!



毎年ちゃんとあげてたから
ショックだったに違いないけど


これぐらいの意地悪、してもいいと思う。



まぁ、そうゆうことであげたい人もいないし・・・
今近くにいる男の人・・・



つまり雇い主に、義理のの字も感じたことないし


あげなかったんだけど・・・・


「おい、お前さ、キッチンに何か置いてなかった・・・??」


「さぁ、別に何もありませんでしたよ??」


「・・・甘い、茶色い塊とか。」


「見てないです。」


チラっと目に入ってしまった
銀時さんの血走った目が恐い。


ここ数日のチョコレートは
絶対銀時さんがおいたに違いない。


どんだけ、どんだけチョコ欲しいんだよ!!!




「気づいてないのか??あいつからもらうチョコを数倍おいしく感じるために、もう何日も甘いもの我慢してるってゆうのに・・・きっと気づいてないだけなんだ。そうだ。きっと明日こそ・・・・」


そんな呟きが聞こえてきたような気がして


なんだかいたたまれなくなって
その場を後にする。


ってゆうか、そんなにチョコが欲しいなら
あのまま、食べればいいのに。







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