庭球
□hart・rnding
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プルルルル・・・
学校が終わって家へ帰ってすぐ家の電話音が響いた。
「はいもしもし?」
「あっ##NAME1##ちゃん!?仁王が交通事故にあったんだよ!」
それは仁王の弟からの電話で
聞こえた言葉とても信じられない内容。
一瞬で頭が真っ白になった。
「え・・・?嘘、でしょ?」
『ひっかかった〜♪』
何て言う言葉が次に聞こえることを望んだ、願った。
「嘘じゃないんだよ、
今病院にいるんだ・・・」
嘘だって・・・言ってよ。
「今すぐ来て!
お願いだから、お兄ちゃん##NAME1##ちゃんの事大好きだから・・」
「う、うん!行く、行くよ!」
電話を切った後家を飛び出した。
弟から教えて貰った病院へ向かって。
病院はあまり遠くない場所にある。