東方絶対録
□妖怪
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水中の歌姫
水神 鯖読(sayo Mikmi)
能力:好意が解る程度の能力
危険度:極低
人間友好度:最高
主な活動場所:人里
人間を襲わない妖怪の代表と言えば､水神 鯖読である｡
彼女は､外の世界のおとぎ話[人魚姫]の主人公その人である｡(*1)
姿は人間の姿に､魚の鰭のような耳を持ち(*2)､とても美しい美貌を持つ｡
蒼い瞳と髪に､ゆったりとした服を着ている｡
最近外から来た妖怪で､まだ幻想郷に馴染んでいないらしく､時折外の常識で物を言う｡
また､[ﾊｰﾌﾟ]という弦楽器を持っていて､それを弾きながら歌を歌う｡
とても綺麗な歌声で､ﾌﾟﾘｽﾞﾑﾘﾊﾞｰ三姉妹やﾐｽﾃｨｱ･ﾛｰﾚﾗｲ(*3)のような､人に害を為すような事は無い｡
目撃報告例
･良く酒場で見かける｡
歌を歌っている時以外は､普通の女の子みたいだった｡(飲兵衛佐吉)
彼女にとっては歌は仕事みたいな物である｡
仕事以外は素の自分で相手に接したいのだろう｡
･店に来てくれるのは嬉しいけども､客のつまみに手を出すのは止めて欲しい｡あれでもﾀﾀﾞじゃない｡(酒場の主人)
そこだけが妖怪っぽい｡
この場合､しっかりとつまみを見張っておいた方がいいだろう｡(*4)
･勝手に相手の好意を調べられるのは気分が良くないが､歌を聞いているとどうでもよくなる｡(片思いの青年)
彼女は他人の好意を持つ人物も､その好意も絶対に口に出さない｡
恋に破れたからこそ､出来るらしい｡(*5)
対策
彼女は自ら人を襲わないため､対策は必要ない｡
むしろ､退治したらあの美しい歌声が聞けなくなってしまうのはもったいない｡ただ､彼女自身の年齢などを聞くのはﾀﾌﾞｰである｡
また､彼女は生活に救急しているので､歌のお礼にお金を渡すと喜んでくれると思われる｡
また､外の歌をﾘｸｴｽﾄすると喜んで歌ってくれる｡(*6)
*1 ただし､その物語は歪められているらしい｡
物語とは真実を歪めて作られる時もある｡
*2 足が魚という訳ではない｡
*3 幻想郷縁起(東方求聞史紀)､ﾌﾟﾘｽﾞﾑﾘﾊﾞｰ三姉妹､ﾐｽﾃｨｱ･ﾛｰﾚﾗｲの項を見よ｡
*4 といっても､酔っぱらっていては無理だろう｡
*5 ただし､眉唾｡
*6 だいたいは外来人がﾘｸｴｽﾄする｡
最近は外の歌も幻想郷で流行って来ている｡