樹海

□深い眠り
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闇から覗くただしい光は
私を照らしてささやく
この世になにもいらないものは
なにひとつないんだと

私はうなずきながら
涙を流していた

どうしても欲しかった
まだみないあなたを
それでも触れられずに
悲しみがあふれては
私がまた堕ちていく
痛みさえ枯渇する明日へ

そっと眼を閉じて見せた

深い闇のなかやさしいあなたの
声すら聞こえることなく
私はそのまま動かなくなって
あなたを困らせるでしょう

それでいいの私
あなたの心に残れば

どうしても欲しかった
幸せなあなたを
けどどこか赦せなくて
憎しみがあふれては
私がまた堕ちていく
だからこそ私は自ら

そっと眼を閉じて見せた

どうしても欲しかった
まだみないあなたを
それでも触れられずに
悲しみがあふれては
私がまた堕ちていく
痛みさえ枯渇する明日へ

そっと眼を閉じて見せた

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