ベルベッドの黒手械

□密やかなる夢
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目を閉じ眠れば
甘い罵倒を
揺られているうちに
優しく繰り返してた

淡く消え失せる
蒼空の星を掴んで
燃えているうちに
飲み込んでしまおう

あなたが私の背の
羽根になって飛べるから

その瞳の光ごと
私にくれますか
籠めたいあなたが
そっと私にくちづける

言うこと聞かない
あなたを抱きしめる
口もきけぬよう
舌だけ刈り取って

愛しているからこそ
欲しくなるのそのすべて

淡く消え失せる
蒼空の星を掴んで
愛しいあなたの
その口に注ぎたい

細いこの腕で
あなたを抱き留める
口もきけぬよう
舌だけ刈り取って

愛しているというのは
脆く儚い事実で

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