詩集

□祈り ー優しい君へー
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明日も何か変わっていく街中

時間を刻む音は淋しくて

そのうち心の音と重なって

夢のように消えていった

永遠に


優しい君に祈ろう

ぬくもりを忘れないように

つないでいる手はずっとそのまま



柔らかい髪を撫でて微笑んで

君の膝の上で眠らせて

誰よりも透き通る
君の心

聖母の様に包み込む
ずっと傍で


優しい君へ祈ろう

温かさを感じているよ

笑っている君に会えるよね


優しい君に祈ろう

叶わない夢はあるけれど
笑っている君に会えるよね
きっと―…

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