守護者<ガーディアン>
〈多聞家〉
それは世界中の要人を守護することを代々担ってきた武道の家柄。
しきたりに忠実で、堅固。
依頼者を守るためならどんな事でも遂行する。
同業者の間でも一目置かれる程の兵である。
その多聞家の一人、多聞 綾人が守護することになったのは『ドクター』と呼ばれる一人の少女だった。
「私はまだ死ぬわけにはいかないのです。
…―私を守ってくださいますか?」
「はい、マスター。
この命にかえましても―…。」
※途中暴力的表現、血などのグロ表現などがございます。気分を害されるといけませんので苦手、不快だと言う方はご注意下さい。
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