書物
□-思い-想い-
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遠い存在−
貴方の気持ちは、いつもあの人に…
俺の方がずっと一緒に過ごしてきたし、これからもそう。
お互い、小さな頃から知っていて、なんせ初めて夜枷を共にした仲だしね。
貴方を1番理解できるのは俺だと思うよ。
だから、置いて行かないで…ずっと傍にいさせて…
あの人に渡したくないよ。悪あがきだって、分かってる。そもそも身分が違い過ぎるしね。
俺は忍び、闇の仕事に使われ、捨てられる。死んだ所で悲しむ人はいない。
でもね、貴方は…
どうかな?
所詮、その程度の存在なのかな、俺は。
「佐助…」
「此処に。」
「すまぬが、仕事を頼むぞ」
「何、畏まってるのさ。…今更だよ、暗殺は」
「あぁ、たが今だに慣れんな。こればかりは」
「それでいいんだよ。これから先は…俺の仕事だよ」
「…佐助、必ず生きて帰って来い。この誓いを破る事は許さぬぞ」
「…御意」
と言い残し、闇に消えて行った。
あぁ、ずるいなぁ
でも、貴方はそれでいいんだよ。
俺の中にある独占欲は今だに拭い取る事は出来てないけど…
例え、この気持ちは届かなくても
貴方の気持ちは、あの人に届くよ。きっと。
まぁ〜確信は無いけどね。…頑張りなよ。
End
エセなシリアス…もどき?佐助目線な
(政宗)←幸村←佐助
あ、しかも裏設定で幸⇔政お互い片思いだと思い込み実は両思いだと気付いてないという…
佐助報われねぇ!!(笑)
次は甘いのとかお笑いになるのか?それともシリアス路線を行くのか…まだ未定です凹