書物

□欲する身体
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幸村の自室に
静まり返った真夜中に
突然の来訪者



「どうした?こんな夜更けに」


「ん〜、ちょっとね。旦那は寝てるだけでいいよ」



眠い目を擦り、見上げるとそこには佐助がいる。

だが、いつもと雰囲気が違う。



「でも、身体は貸して欲しいんだ」


「!?」


あまりに突然の事で、何が起きているのか分からなかった。
佐助が素早く、幸村に馬乗りになり、寝間着の袷を解いたのだ。



「佐助!?何を!」


「あ、びっくりしてるよね。ごめんね旦那…
でも、もう止まらないんだ。身体が疼くの」


「だからと言っても、っ!」

「ごめんね?すぐ済ませるから、ね?」



佐助は全ての衣服を剥ぎ取ると、性急に幸村自身へ愛撫を始めた。

手で包み込み、摩り上げると、だんだんと硬度が増してきた。



「あぁ、旦那の大きくなってきた…」


「くっ、はぁ、佐助…」


「ねぇ、舐めてもいい?」



言うよりも身体が先に動いてしまっている。

口一杯に頬張り、舌で隅々まで這い、堪能している。

チュッ、チュウッ…


「んんっ、はぁ、旦那の美味しいよ、んぅ」


「っ、あぁ、ぁ、」


チュプッ、クチュッ…


すっかり佐助のペースに飲まれ、されるがままになっている。
幸村は与えられる快感に、溺れていく。
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