書物
□欲する身体
1ページ/2ページ
幸村の自室に
静まり返った真夜中に
突然の来訪者
「どうした?こんな夜更けに」
「ん〜、ちょっとね。旦那は寝てるだけでいいよ」
眠い目を擦り、見上げるとそこには佐助がいる。
だが、いつもと雰囲気が違う。
「でも、身体は貸して欲しいんだ」
「!?」
あまりに突然の事で、何が起きているのか分からなかった。
佐助が素早く、幸村に馬乗りになり、寝間着の袷を解いたのだ。
「佐助!?何を!」
「あ、びっくりしてるよね。ごめんね旦那…
でも、もう止まらないんだ。身体が疼くの」
「だからと言っても、っ!」
「ごめんね?すぐ済ませるから、ね?」
佐助は全ての衣服を剥ぎ取ると、性急に幸村自身へ愛撫を始めた。
手で包み込み、摩り上げると、だんだんと硬度が増してきた。
「あぁ、旦那の大きくなってきた…」
「くっ、はぁ、佐助…」
「ねぇ、舐めてもいい?」
言うよりも身体が先に動いてしまっている。
口一杯に頬張り、舌で隅々まで這い、堪能している。
チュッ、チュウッ…
「んんっ、はぁ、旦那の美味しいよ、んぅ」
「っ、あぁ、ぁ、」
チュプッ、クチュッ…
すっかり佐助のペースに飲まれ、されるがままになっている。
幸村は与えられる快感に、溺れていく。