書物
□ねぇ、たまには…
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どんどん距離を縮め、口付ける。輪郭をなぞるように舐めると、佐助がゆっくりと唇を開ける。
その隙間から舌を差し込み、絡めとる。
チュク、チュッ
｢ふぅ、んっ…んぅ｣
｢ぁ、はぁ、っ…｣
静かになった部屋に、二人の奏でる水音と吐息が響く。
口付けに夢中になり、政宗は佐助に抱き着く。
お互いに頭や首に、手を回し、角度を変えて貪りあう。
その様をただ黙って見ていた幸村が動き出した。
勢い立つ佐助自身を握り、摩ってやる。
すると、すぐに先走りの汁でぐちゃぐちゃになった。
その液塗れになった指を下降していき、ヒクついてる穴に挿しこんだ。
グチュンッ
ソコは幸村の指をすんなりと受け入れ、キュウッと締め付ける。
｢ふぅぅ、っん！んん〜｣
相変わらず政宗と口付けしているため、くぐもった声しか聞こえない。
だが、それが逆にそそる。
まだ幸村と政宗は、寝間着の薄手の着物を一枚きている。そのため中心部が盛り上がり、下帯に締め付けられ、辛くなってきた。
先に政宗が我慢出来なくなり、帯を解いた。