短編

□君の光
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「ねぇ、ちょっと散歩行かない?外の空気おいしいわよー」

「・・・おう」


そっけない返事でも、気にしない。


「どこ行こっか。この前のお花畑にする?」

「川で水遊びする?」


・・・全くの無反応。


「御神木でなんか話す?」


その時、彼の眉がピクリと動いた。


(よし、掴んだ!)


ガッツポーズ。

彼がそれに冷ややかの視線を送ってくるけど、やっぱり気にしない。

私の勘が正しければ、犬夜叉が変な理由は、

御神木、またはそれに関することで何かあったから。


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