甘・ギャグ夢

□Let's Go!バカップル番外編
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あの後、政宗と幸村は二人で城の中でラブラブとしてるため





仕方なく残された小十郎と佐助は城下に出来た団子屋へ団子を買いに出かけた





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「ほんっと!旦那達は相変わらずだよねぇーι」





「まったくだ・・・もっとしっかりして欲しいもんだがなι」





やはり二人の話題はというと先程の馬鹿っぷりを露にした二人のこと





団子屋からずんだ団子とみたらし団子を買い、城に戻っていた





「あ、会ってない間竜の旦那はどうしてた?こっちはずっと『政宗殿・・・』って言ってばっかでさι





困っちゃたよιお館様にも腑抜けておるとか言われてたしね」





「こっちもこっちだ。溜まっていた政務をやっとやり始めたかと思うと





書類に『幸村Love』などと書き出す始末でなι呆れたもんだι」





「そっかー、右目の旦那も旦那で大変なんだねぇ」





「あぁ、お前んとこもな」





「・・・・・・」





「・・・どうかしたか?」





と話が途切れ、急に黙りこみ立ち止まった佐助を変に思った小十郎も同じ様に立ち止まる





「・・・右目の旦那は、会ってない間俺のこと考えたりした?」





「は?」





「だーかーら!俺様と会ってない間、寂しくなったりとか・・・そのー、思わなかったの?って聞いてんの!///」





半ば逆切れのような言い方で言う佐助は少し照れていた





「はっ・・・なんだそんなことか」





「そんなことって何なのさ、俺様はずっと会いたいなぁって思ってたってのに・・・あっι」





少し拗ねた口調のまま歩き出し、ボロボロと本音を暴露してしまった佐助に小十郎は―





「そう拗ねるなよ、俺だってお前のこと考えてた。今頃寂しがっているだろうなとかな」





「何それ、まるで俺様だけが好きみたいじゃん」





「あぁ、俺は愛してるからな」





「!!?////」





そうさらりと告げる、その言葉に佐助は真っ赤で





「なっ、右目の旦那まで竜の旦那に似てきたんじゃない?!ι///」





「そうかもな、ほら来いよ。構ってやるから」





なんて笑いながら言われたら佐助もたまらなくなり





「〜〜〜っ!その言い方ムカつく!//」





「・・・ほら佐助来いよ、夜も可愛がってやるから」





「な!や、やだ!右目の旦那のすっごい激し過ぎんだもん!ι///」





「さっきから言おうと思ってたんだが・・・二人の時は下の名前で呼べって言わなかったか?佐助」





「・・・・・・・ι」





「よって今日は仕置きしねぇとな。あの二人も多分するだろうしたまには良いんじゃねぇか?」





「・・・きょ、今日は優しくしてよね!///」





「出来るだけな」





とようやく機嫌を直した佐助にやれやれと首を振る小十郎





「・・・手、繋いで良い?」





「好きにしろ、ほらよ」





差し出された手を握る佐助、そのあと二人は仲良く城に帰りましたとさ






大人な二人


(実は言うと)(俺も会いたかったなんて思ってたのは言わないでおこう)

(相変わらず)(俺様はあの人には敵わない)





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