リクエストBOOK

□今と過去
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竜「やぁ、豪炎寺君。」

目の前に立っているのは間違いない染岡。
でも…染岡じゃない。
竜喜だ。

豪「…何の用だ。」
竜「構えなくてもいいよ。別に傷つけにきたわけじゃないから。」

と言いながら笑う。
染岡とは違う、冷たい笑顔。

豪「…」

豪炎寺は竜喜をじっと見る。
染岡と同じ(て言うか二重人格だから本人なんだけど)だが、何かが違う。
優しさ…そこが違うのだろう。

竜「君はさ…竜吾のこと好き?」
豪「いきなりなんだ。」
竜「気になったから聞いただけだよ。」

読めない瞳で竜喜は言う。

豪「あぁ…好きだ。」
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