イナイレBOOK

□一人じゃない
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土門を真っ直ぐ見て言う。どうか届いてくれ…。
「鬼道…さ…ん」
土門は何かが切れたように縋ってきた。
泣いて、喚いて、つらかったこと全てを吐き出した。「俺…怖かったんだ!裏切り者って言われるのが!雷門にも帝国にも見捨てられるのが!」
「そうか…そうか…」
全ては自分が招いた苦しみ。
自分が土門を傷付けた。
だから…
「これからは一緒にいる。この俺が…!」
守ってみせる。
いままでの分…これからは…。
end
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