KOH(KINGU of HETARE)


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「源田くーん、迎えに来たよー…って、あれ?佐久間くんに修二だ」


「俺らもいいか?」


「うん、もちろん」


「要戸さん!あのっ…場所移動するから!」


「ん。分かった」



源田が先頭をきり、横を佐久間が歩く。
間隔を開け、その後ろを誉と咲山が歩く。

ガチガチに緊張する源田を後ろから見て誉はクスクスと笑う。それを見て咲山は目を細める。



「楽しんでるな」


「面白いよー。彼なんであんなにガチガチになったり赤くなったりするの」


「(ええー…そりゃお前…)」


「そのわりに注目あびるとすっごいかっこいいよね。本当に分かんないねー面白い」



そうこう言っている内に、いつも源田達が食事をとる資料室につく。佐久間が勝手に作った合い鍵を使用し入室する。



「……合い鍵とかって勝手に作っていいの?」


「良いわけねーよ。けど毎回毎回ピッキングしたくねぇだろ」


「うーん…そうだね。まあピッキングで無理して鍵壊すよりかはいいか」



入室すると、誉は部屋の中を見て少し目を見開いた。


 
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