MUGIWARA

□今夜も宴日和
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「野郎共ぉーー!今夜は宴だぁーーー!!!」


ガンッ!ゴンッ!!


「痛ェぞナミ〜、何すんだよぉ。」

「くっ……てめェ。何でおれまで…。」


冒頭の宴発言に殴られた船長と、
なぜか巻き添えをくらい不機嫌極まりない剣士。


「バカルフィ!何が宴よ!
…3日前は新たな門出記念、
2日前はフランキー仲間入り祝い、
昨日はその後夜祭とか言って………
十分宴会やってるじゃないっ!!!!
あ、ゾロはノリよノリ。」

「ノリかいっ!!」(ビシィ)


仁王立ちで怒鳴る航海士と、
いつでもツッコミを忘れない狙撃手。


「ナミさん、食料の事なら心配ないぜ?
W7で腐る程積み込んだから…
あと2、3回は宴会開けるよ。」

「おぅ、それにもし食料が尽きたとしてもだ。
パドル出して進みゃ、飢える前に魚人島まで一気さ!!」

「サンジくん…フランキー…。」


何やら乗り気のコックと船大工に、ナミはうなだれた。


「あらナミちゃん、宴を出来るって事は、それだけ平和って事よ?
…やれる時にやっておかないと。」

「ナミ〜!おれも宴やりたいぞっ♪」


ナミの姉的存在の考古学者と満面の笑みで訴える船医を前に
NOとは言えず、4日連続の宴会開催が決定した。

という訳で、思い思いに解散して行くクルー達。

しかしナミの待ったがかかった。


「ちょっと提案があるの♪」






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