MUGIWARA

□ANIMAL
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おやつの時間、8人揃ったダイニングで、ナミがポツリと言った。


「ルフィって…猿っぽいわよねー。」

「にししっ、おれ猿か?!ウキーウキキーーッ!!」


本日のおやつは甘さ控え目、バナナプリン。

当に食べ終えたルフィは、サンジから貰った
余ったバナナを両手に猿のモノマネをする。
何がそんなに楽しいのか、ウソップとチョッパーは、
ルフィの猿のモノマネに手を叩いて喜んでいる。


「ちなみにウソップは…カジキか、はたまた象か…。」

「あひゃひゃ!ルフィもっとやれや…っておいぃ!!
おれのどこがカジキだ、象だーっ?!!」

「鼻。」

「てめェは人の鼻しか見とらんのかいっっ!!!
キャプテン・ウソップ、動物に例えたら百「ゾロは虎よ。」

「無視かいっ!!!」(ビシィッ!!)


ウソップのツッコミ虚しく、みんなは話を続ける。


「…狼やハイエナなんかもどうかしら?」

「あ、いいわね。とにかくこいつには獣が似合ってる!」

「…おい。」


ゾロはなぜおれが、と言おうとしたが、
兎やら何やらに例えられるよりはマシだと思い、
黙ってその場をやり過ごす事にした。


が……。






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