宇津ノ谷明治隧道

□宇津ノ谷隧道
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宇津ノ谷峠越えの歴史は遥か平安時代まで遡ることになるが (つたの細道), 車道としての歴史は明治9年6月にトンネルが開通したことに始まる。この明治のトンネルは開通当初, 木造合掌造りで「く」の字型に折れ曲がっていたため, トンネル内にカンデラが設置されていた. しかし, 明治29年にカンデラの失火によって木造のトンネルは崩落し, 通行不能状態が長く続いた。 明治36年には, 復旧工事に着手し, 明治37年に赤煉瓦造りのトンネルが完成した。またこの時トンネル内は直線となり延長が203mとなった. その後, 昭和6年に交通容量を大きくするべく宇津ノ谷大正隧道が開通し, さらに昭和34年には宇津ノ谷昭和トンネルが開通した. 現在では, 国道1号の宇津ノ谷峠は平成宇津ノ谷トンネルと, 宇津谷昭和トンネルにより片側2車線の道となっている。


今回は、心霊スポットとして名高い大正隧道と明治隧道の夜間探索を試みた。


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