ボンゴレ島物語

□1、出会い
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「あの・・・顔赤いですけど大丈夫ですか?」
顔を赤く染めたツナヨシが心配になり近づくと彼は慌てて後ずさる。
「へ?あ、だだだだ大丈夫だから!」
「?」
「町、町の案内しようか!?」
何かを誤魔化すようにツナヨシが聞き、疑問に思ったが町をゆっくり見ていないし、これから住む場所は知っておきたかったため頷こうとしてハルは思い出した。
「そうです!あの、このお爺さんに会いたいんですけど知りませんか?」
手にしていた写真立てを見せる。
「あ、町長だよ」
「町長さんなんですか!?」
「うん。そうだけどなんで?」
「お父さんと親しそうに写っていたので牧場の仕事を教えてくださったのかと・・・」
「ああ、それは有り得るかも。町長は俺の祖父なんだ。昔は牧場主だったから。聞いてみないとわからないけど」
「そうですね。挨拶もしなくてはいけませんし・・・ツナさん、案内お願いします!」
ぺこりと頭を下げると、まかせて、と言う返事が返った。
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