ボンゴレ島物語

□15、再会
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ハルは女神の側を離れることが出来ない。
自らツナヨシを探すことは出来ないのだ。
女神は言う。
「これはツナヨシさんがためされているのです」
ツナヨシの気持ちの程度をはかっているのだと。
女神は慈悲深く、全てを愛しているが孤独だとハルは知っていた。
過去に飛ばされてからずっと側にいたのだわからないはずがない。
彼女に仕える7人の神はいる。
寂しくはないだろうが、満たされているわけでもない。
ただただ全てを愛することが役目の女神。
孤独でありながら孤独を感じない人。
ハルに女神という役目は出来ないと自身で思う。
ハルは愛される幸せと喜びを知っているから。
早く女神を愛する人が現れればいいのにとハルは願っていた。
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