うみねこ〜留戦〜

□〜留戦〜
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「おい!!親父!便所まだ終んねのか!!」

「んぁ!!まだおわんねぇぞぉ、
外でしろぃ」

「糞だよ!糞!!だぁかぁ・・らぁ
はやぐじてぐれぇ・・・・」

「仕方ねぇなぁ」

ルドルフはトイレの扉を開けて
バトラに「ほらよ」と言った

「あ〜!!漏らす!!!」

「糞便座につけんなよぉ
お前の糞クセェからな」

「親父のほうがクセェだろ!!」

「あら?二人でトイレで楽しく会話?」

「あぁキリエ何かバトラのやつが
くそ便座につけやがってな・・・」

「つけてねーよ!!」

「そうなの?掃除は大変ね」

「キリエさんもそこで納得しないでくれ!!」

「バトラもガキだなぁすぐ真に受けやがる。」

「真に受けてなんか・・・あああああ
下痢になってきた・・・」


「あらルドルフさんも十分子供よ。」

「おいバトラといっしょにすんなよなぁ」

「オレだって嫌だぜ!!親父と同類なんてな!!」

「あら、そっくりじゃない良く私と話をする時胸に目がいく所とか」

「「・・・・・・」」

「あら?図星?」

「オレはもう行くぜ、ここまでキリエに追い詰められとは思ってなかったぜ・・」

ルドルフは軽い足取りでリビングのほうへ向かっていった。

「あ〜スッキリしたぁ〜いっひっひ親父キリエさんを恐れて逃げやがったぜ」

「バトラ君がルドルフさんと同じ立場だったならにげてたんじゃないかしら?」

「してたかもしんないっすね・・」

「あらどこ見てるのそんなに私の胸がきになるかしら?」

「いっひっひ、まぁ・・そうっすね。
オレも行きますね。キリエさんといると
いろいろバレて怖いっすよ。」

「あらそうなの?これから気をつけるわ」

バトラはさきほどのルドルフと同じように
リビングへ向かって行った。

「やっぱりそっくりな親子ね・・・」

キリエはそっと言葉を口ずさみ
キリエもバトラを追いかけるように、
リビングへ向かって行った・・・

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