ゆめ。
□俺+コイツ=幸セ=?
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朝比奈さんは言った
『お幸せに』と
長門は言った
『頑張って』と
ハルヒは言った
『お似合いね』と
古泉は言った
『嬉しいです』と
ああ、俺は好きなんだ。 誰が?そいつが?
そう、そいつが。 男なのに?
関係ないだろ。 まぁそれもそうだ。
今更じゃないか。
結果、なんやかんやで共に暮らしてるわけだ
「キョンくん、今日は何にしましょう?」
「何にしましょうって…どうせ作るのは俺じゃねーか」
「んっふ。ご名答です」
『んっふ』ってなんだ『んっふ』って気持ち悪い。お前は本当に気持ち悪いな。
「気持ち悪いとは……流石の僕でも泣いちゃいますよ」
泣くんなら勝手に泣け、バカ泉。あ、でも泣かれたらソレはソレで困るな。こんな誰かが見てるかも知れない道路で…傍から見たら俺が泣かせたみたいだしな
ああ、もう、当たり前の様に指を絡ませてくるなそんな泣きそうな顔をするな『あ、』とか言ってワザと避妊具を落とすなバカ泉。もういい、お前は永遠に泣いてろ
「あ、酷いですよー。ゴムぐらい拾ってください」
え、そっち?
―俺+コイツ=幸セ=?―
「僕ずっと考えてたんですけど、カルボナーラがいいです」
「残念だがお前の意見を聞く気はない。俺の口はもう親子丼を欲している」
「なら僕の息子を食b「黙れ」」
ああもうなんてしあわせなんだ