浅く短い夢

□監禁のはずが…
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男がランプに明かりを灯した。
それによって男の姿が見えてきた…
銀髪でマスクをしていて顔のほとんどを隠している…
しかし唯一見えている右目は鋭くこちらを見ていた……。

「ね〜。動ける?…動けないでしょ〜」

「えっ…あ…」

「ちょっと特殊な薬を嗅がせといたんだ。意識ははっきりしてるけど四肢の感覚を麻痺させる薬をね」

男の言う通り手足が動かない。
ベッドから体を起こそうとしても指先が少し動く程度……


この状態からして……
逃げられそうもない。
この先何をされるかなんて目に見えてる。
そんなのごめんだ。
固く目を瞑り舌を噛もうとした…その時

口に指を突っ込まれ舌を噛めなくされた。

「だ〜め。死なせないよ〜。霧隠れの忍の君が何をしに木の葉に来たのか喋ってもらわなきゃ…ね」
男は笑顔で私に言った。
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